8月15日は終戦記念日ということで、高校生の学生アルバイトが利用者の皆様に戦時中のお話を伺いました。
昔の写真や思い出の品を見たり、触れたりしながら経験や思い出を語り合う一種の心理療法として回想法があります。
回想法を行うことで昔の思い出に浸り、語り合う時間を持つことで精神的な安定がもたらされるといわれています。
特攻隊のお話を伺いました。
『当時は「国のため」という思いしかなかった。ただ、戦争が終わった時は「これで辛い生活が終わるんだ」と安堵した』

戦時中の暮らしについてたくさん教えてくださいました。
『戦争時代には食べるものがなくて困った。だから今でも絶対に食べ物は残さず食べている』

後世に伝えていきたいことを伺った際に、真剣な表情で想いを語ってくださったのがとても印象的でした。

戦争体験について直接話を伺う機会を設けていただき、改めてこれからの日本を背負っていく私たちが、戦争時代を生き抜いた方々から直接話を伺うことの重要性を感じました。
SDGs16番の「平和と公正をすべてのひとに」にもあるように誰もが平等に暮らせる社会が実現できればと思います。